データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルを受験しました!

2022年6月・11月データサイエンティスト検定 リテラシーレベルを受験しましたので経験した体験談を記事にします。

この記事ではデータサイエンティスト検定の概要、受験しようと思った動機や必要だった勉強時間、感想、勉強方法など まとめています。

 

8割で合格圏と言われていますが、2022年6月受験 不合格(正答率70%) 2022年11月受験 合格(正答率81%) という結果でした!

受験後すぐに得点率は出るのですが、合格発表までは約2か月間の時間を要し、11月受験の発表が2023年の2月にあり、合格できたことがわかりました。

合格率 は 過去のデータからは50%~60%程ではないかと思いますが、受験している方は データ分析業務をされていたり統計学を学んでいたりという方が多いようで、私の感想ですが、これからデータ分析を始める方や諸学者の方が受験する場合の難易度は この数値以上に高いように感じます。。

 

データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルを受験しました!

 

データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルとは?

 

一般社団法人データサイエンティスト協会ではデータサイエンティスト検定を下記のように記載されています。
< データサイエンティスト検定リテラシーレベルとは、アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル:★)と数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが公開している数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラムを総合し、実務能力と知識を有することを証明する試験です。

データサイエンティスト協会ではデータサイエンティストに必要なスキルや知識をスキルチェックリスト・タスクリストという形で定義し、高度IT人材の育成と業界の健全な発展への貢献、啓発活動を行ってきました。内閣府が策定した「AI戦略2019」においても、デジタル時代の人材育成や教育改革は国全体の重要な課題となっています。本検定の取得により、データサイエンティストに必要なデータサイエンス力・データエンジニアリング力・ビジネス力についてそれぞれ見習いレベルの実務能力や知識、また、数理・データサイエンス・AI教育のリテラシーレベルの実力を有していることを証明することができます。 データサイエンティストを目指す人達とそれを必要とする産業界を結びつける一つの指針となることを目指しています。>とあります。

 

要するにデータサイエンティストという言葉は耳にするようになりましたが、IT、統計学、AIなど関連する事象も多くどういったスキルを持った人がデータサイエンティストなのか曖昧なので、
スキルチェックリストというものを作成して、データサイエンティストとはこういう方ですよ ということを定義した資格ということだと思います。

 

データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルの申込方法・受験費用

試験は一般社団データサイエンティスト協会で年に2回程 試験が開催されホームページから申込・受験することができます。

2021年9月から開始され、全国のテストセンターで受験ができます。

下記はデータサイエンティスト協会のホームページです

データサイエンティスト検定™ リテラシーレベル

受験費用は 10,000円(学生は5,000円) と少しお高めです

 

データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルを受験しようと思った動機

 

私は文系のビジネスマンで、決してプログラムなど専門的な領域が得意な訳ではありませんが、何が起こるかわからないブーカワールドの今の時代、特に変化が訪れる可能性が高いのが AI の活用だということは非常に強く感じています。

さらにDXが進んでデジタル化された後には、様々な情報がデータ化 され、データ分析・AI活用が進むことは間違いないと考えています。

 

20年前からビジネスマンにはファイナンス、IT、語学 が必要と言われてきましたが、これに次いでデータ活用・AIの知識・活用が必要になると思っています。

偉そうなことを言っていますが、受験時点では 簿記3級・ITパスポート くらいしか資格取得できていません、、

難関資格にチャレンジされている方は本当にすごいと思います。

 

また、デジタルリテラシー協議会という組織があり、そこで下記のようなデジタルリテラシーの範囲が定義されています。

「Di-Lite 」とは、「デジタルを使う人材」であるために、全てのビジネスパーソンが、共通して身につけるべきデジタルリテラシー範囲です。

 

このデジタルリテラシー範囲を資格にすると、下記3資格となります。

①ITパスポート・・・IT・ソフトウェア

②データサイエンティスト検定・・・数理・データサイエンス

③G検定・・・AI・ディープラーニング

 

「Di-Lite」プロモーションサイト【公式】

 

たまにデータ分析やAIの活用をITと混同されている方がいらっしゃいますが、データ分析やAIは統計学や数学の領域が多く、私は根本的に違うものだと思っています。

 

そこでベースになる知識を体系的に学べるデータサイエンティスト検定を受験することに決めました!

 

 

データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルを受験した感想

 

試験の感想ですが、受験して一番感じたことは、時間が全然足りない!でした 涙

60問を90分で解かなければならず、計算が必要な問題もあるので1問にかけられる時間は1分くらいです。

配点はわからないですが、このペースで正答率8割越えをする必要があるので知識がしっかり頭に入っていないと厳しいと感じました。

 

また、データサイエンティスト検定のテキストや問題集(通称黒本)が出ていますが、問題集より全然難しいです。

テキストや問題集の回答は暗記ではなく理解した上で ほぼ満点とれるくらいでないと合格は難しいと思います。

 

そして、受験の流れですが、テストセンターで受付を済ますとA4の紙とペンを渡されパソコンの前に誘導されます。

その際に、ポケットの中をカラに、マスクの裏にメモがないかなど、割と細かく確認がありました。

荷物も携帯電話含め、全てロッカーにしまわなければなりません。

計算は基本的には紙に書いて行うことになると思います。

試験の時間も少なく・電卓も使えませんので、流れやルールを知っていた方が、心構え的に良いのでは?と感じました。

 

データサイエンティスト検定(DS検定)リテラシーレベルの受験対策(勉強時間や参考書など)

 

私の場合は、受験開始の1年前にデータサイエンティスト検定のテキストを読み始め、IT以外のほぼ全ての項目がほぼ初めて学ぶ内容でした。1回目の受験は独学でテキストと問題集で学習しました。

平日はお昼休みに 30分~1時間程度(2~4ページ)、土日は 1~3時間ほど勉強しました。

テキストを読み進め、その後 問題集 で問題を解く。これを2周した後は、ひたすら問題集で問題を解きました。

直前にスキルアップAIが出しているアプリ(約1,000円)で一通り問題を解きました。

独学で苦戦したのはテキストで何が理解できていて何が理解できていないのか分かりにくかったこと(数学領域の分布などはほぼ理解できていなかった?と思います)と問題集の他に参考にできる問題が少なく、問題の答えを覚えてしまい、理解度の確認が行いづらかったことです。

 

1回目の受験で独学とはいえ、時間をかけて勉強した結果落ちましたので、勉強しても、もう合格は難しいかもと・・あきらめ、資格取得を断念するか考えましたが、2週間ほど考えた結果、eラーニングで学んで再チャレンジすることを決めました!

 

2回目の受験は 、データサイエンティスト検定のホームページで案内されていたeラーニング(AVILEN)で講義を受け、講義内容をノートにまとめ、eラーニングの問題を解き、最後に問題集を解くスタイルに変えました。

一番重きをおいたのは講義内容をノートにまとめることです。

講義は通勤時間やお昼休みなどに 毎日1時間ほど視聴して、土日に2~3時間 ノートにまとめました。

1回目の講義は 1.0倍速ですべての講義を視聴しわからなくても進みます。

2回目は基本1.5倍速、わからなかったところは1.0倍速、3回目以降は基本1.5倍速 わからないところはわかるまで繰り返し視聴しました。

授業を聞いてノートにまとめるのが一番情報が整理され効果があったと感じました。

 

私が利用した参考書、eラーニングは下記です。

・テキスト・・・最短突破データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック

https://gihyo.jp/book/2022/978-4-297-12832-6

・問題集・・・徹底攻略データサイエンティスト検定問題集[リテラシーレベル]対応

https://book.impress.co.jp/books/1121101053

・eラーニング・・・Avilen https://avilen.co.jp/lp/ds-certificate-association/

 

他の参考書やeラーニングもデータサイエンティスト検定のホームページに記載されています。

データサイエンティスト協会公式ホームページのデータサイエンティスト検定ページはこちらです!

ここに情報がまとまっています。

https://www.datascientist.or.jp/dskentei/

 

この記事が読者さまの参考になれば嬉しいです。

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