ジャカルタで過ごすレバラン(断食明け大祭)

Selamat hari raya (レバランおめでとう!)

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いきなり何だという感じですが、イスラム圏ではレバランは1年で1番のイベントです
日本でいうお正月のような『新年おめでとう!』みたいな挨拶です。

さて、先日『ラマダン(断食期間)とブカプアサ(断食後の食事)の記事』を紹介させて頂きましたが、
いよいよラマダンが明けレバランがやってきました。
・・というか今現在通り過ぎました笑

ラマダン(断食期間)とブカプアサ(断食後の食事)の記事はこちら クリック

今年のレバランを私はジャカルタで過ごしたのですが、街の様子をご紹介します。

その前に・・そもそもレバランとは何?って感じの方に簡単にご紹介します♪

レバラン(rebaran)とは、すっごく簡単にいうと日本のお正月です。
イドゥル フィトリ(Idul Fitri)という言葉も聞きますが、
こちらはアラビア語でレバランと同じ意味です。

レバランはイスラム教の風習の中でも一年で一番大きなイベントで、
企業にもよりますが、最大5日~2週間程度の連休になります。

その為、都会で生活する人が故郷に帰省したり、家族で過ごしたりします。
もちろん、日本のように旅行する人もたくさんいます。

このレバランの日付はイスラム歴の日付で計算されるので毎年違います。
毎年10日程度早くなります。今年2016年は7/6だったので、来年2017年は6月末ですね。

レバラン前には会社から従業員にTHRというボーナスをあげるのが一般的です。
家庭でもレバランの帰省時には、親戚の子供たちにTHRと言われるお年玉をあげるそうです。
だいたいIDR20,000~IDR100,000くらいが相場みたいです。

さて、今年2016年は7/6,7がレバラン休暇ですが、
7/2(土)頃から休みになる会社もあり、少しづつジャカルタの街から人・車が減ります。
世界一渋滞が酷いと言われているジャカルタですが、
レバラン中の道路はガラガラで渋滞の影もなく本当にジャカルタの道路なのかと思うほどです笑

これがあのいつも渋滞しているスディルマン道路です。

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ショッピングモールも空いているモールもありますが、
小規模のモールは閉まっているお店も多くガラガラです。。

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グランドインドネシアなど大規模モールは開いていて、
中のレストランも普通に営業していました♪

因みに私はグランドインドネシアの吉野家で夕食を取りました・・
レバランなのに・・涙

グランドインドネシアの吉野家の記事はこちら クリック

また、レバランが近づくと下記の写真の太鼓や包みを見るようになります。
レバラン前日の18:00(日没)と同時にその太鼓を敲く音があちこちから聞こえてきます。

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夜になると、花火(手持ち花火)や爆竹などの音もあちこちから聞こえてきます。
日本の大晦日は静かで、除夜の鐘の音が消えますが、ジャカルタは爆音でうるさいです笑

こういった騒ぎやタクシーも捕まえづらい状況になるので注意が必要です。

私はレバラン前夜はジャカルタ残留組の方たちと集まって麻雀大会で盛り上がりました笑
ビザの更新と重なって帰国できなかった人がけっこういるんです・・
私もその一人なのですが涙

そして、レバランが終わると、
故郷から帰ってきた人たちがどんどんジャカルタに戻ってきます。
みんな故郷のお土産を大量に持ってきます。

レバランの前後はレバランクッキー(下の写真)や
故郷のお土産を食べる機会がいっぱいで太ります笑

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このレバランクッキー、パイナップルケーキみたいな味で
美味しいのでどれだけでもいけちゃいます♪
機会があればぜひ一度お試しください♪

ジャカルタの生活・治安情報 記事一覧はこちら クリック
ジャカルタの観光情報 記事一覧はこちら クリック


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