雨季のインドネシア ジャカルタで注意すべき5つのこと

赤道直下の国インドネシアは、イメージ通り常夏の国です☆
日本の四季のような季節とは異なり、季節雨季乾季のみです。

ここ、インドネシアの首都ジャカルタも、もちろん同じです。

乾季は日本の夏よりもカラッとしていて過ごしやすいのですが、
スコールや渋滞、洪水(バンジール)、衛生面など雨季は注意すべきことがいくつかあります

ここでは、雨季のインドネシア ジャカルタで注意すべき5つのこと をご紹介します♪

 

雨期のインドネシア ジャカルタで注意すべき5つのこと

インドネシアの雨季はいつ?!

赤道直下のインドネシアの気候は大きく、雨季と乾季にわかれ、
一般的に雨季は11月~3月、乾季は4月~10月と言われています。
(雨季は11月~3月と言われていますが、温暖化の影響からか、
4月や5月になっても雨季が終わらないこともあるそうです。)

雨季でも日本のような梅雨とは異なり、基本的には晴れていて、
合間合間に激しい豪雨スコールがさっと降りさっと止む熱帯気候の雨季です。

服装は年中、半そで半ズボンで大丈夫なのですが、
室内はとても冷房が効いていて寒いので、長ズボンや羽織るものがあった方が良いです。

バリ島などビーチリゾートであれば、外国人も多く肌の露出した格好で大丈夫ですが、
(特に女性の場合は)、ジャカルタは高層ビルが立ち並ぶ都市でイスラム教徒が多いこともあり、
乾季・雨季にかかわらず、肌の露出は控えた方が無難です。

突然のスコールにご注意

ご存知の通り、インドネシアは赤道直下・熱帯性気候の国です。

近年日本ではゲリラ豪雨が話題になっていますが、
インドネシアの雨期にはゲリラ豪雨並み、もしくはそれ以上の突然の大雨(嵐のような感じ)が
突然起こります。

徒歩5分程の距離だからと言って、油断しているとスコールが止むまで足止めをされたりします。
例えば、昼食に歩いて外のレストランやスーパーに行って戻れなくなった・・などよくある話です。。
スコール中は、ロビーなどで待つ人も多くなり、タクシーも捕まえづらくなります。

ジャカルタでのタクシーの乗り方を紹介します! の記事はこちら

 

折畳み傘は持ち歩いてもいいかもしれませんが、
スコールの雨だと役に立つかどうか怪しいところです。。

商談の予定などスケジュールが詰まっている場合などは、
極力スコールに影響を受けない様、意識した方が良いかもしれません。
特に風が強いときなど、スコールの前触れの際には要注意です。

 

雨季の渋滞は特に酷い.. 空港にも余裕を持って移動!

こちらもスコールに引続き、出張や営業周りなどスケジュール管理に関係する注意点です

ジャカルタは世界でもトップクラスに渋滞の酷い都市です。
渋滞していると、通常車で10分で行ける距離が30分以上かかることもあります・・
※渋滞の酷さはタイ以上と言われています

ただでさえ渋滞の酷いジャカルタですが、雨が降るとさらに渋滞します。。
夕方の帰宅ラッシュ時や金曜日、連休の前日などは大渋滞になる可能性が高いです・・

特に、高速道路を利用するルートだったり、空港へ向かう場合には、
通常の2~3倍の時間を要することもざらですので、注意が必要です。
注意して余裕をもって空港に向かっても、ジャカルタ市内から空港まで5時間かかり
フライトに間に合わなかったという話も聞きますし、私もフライトに間に合わなかった経験があります・・
※渋滞するとタクシーやドライバーなど、裏道を使いたがる人が多いですが、
細い道で渋滞すると、本当に動けなくなるので、渋滞していたとしても幹線道路の利用をオススメします

雨季のジャカルタではスケジュール・出発には余裕を持つことを強くオススメします☆
どれくらい渋滞しているかを確認するには、
Google MapやWazeなどのアプリを使うと一目瞭然で便利なのでオススメです♪

ジャカルタの生活環境を快適にする為のアプリ8選 の記事はこちら

 

道がなくなる?!帰れなくなる?!洪水(バンジール)にご注意

信じられないかもしれませんが、雨季のジャカルタでは、

バンジールと呼ばれる洪水が起こり、突然道がなくなることが起きます。。。

 

工業団地など地方の道が整備されていない地域などでも起きますが、
大都会のジャカルタでも道が整備されていても、水が道路を埋め尽くし、道が水没することがあります。。
※高速道路の道の一本が水没し大渋滞になったこともあります

これは、ジャカルタの海抜が低いことと、排水路が整備されていないことが原因と言われています
特に海抜の低いエリアや海の近くのエリア(プルイットやクラパガディンなど)へ行く際には注意が必要です

近年は随分道路整備も進んでいて、ジャカルタの中心部で道がなくなることは稀なことではありますが、
激しい雨が長引いた際には、オフィスや取引先家に帰れない可能性も考慮された方が良いと思います。

また、数年前(2013年頃)には地下駐車場が水没しドライバーがなるなる事故も起きています。
行く機会は少ないかもしれませんが、あまり地下の深い駐車場には行かない方が良いかもしれません。

 

衛生面にもご注意!免疫が落ちないようにご用心

当たり前のことかもしれませんが、
雨季は湿度が高くなり、カビが生えたリ食べ物に腐りやすくなります。
日本の梅雨時と同じですね。

ただ、違うのは、日本ほど輸送時に鮮度を保ったり、
恐らく食品加工がされておらず食べ物が腐りやすいと感じます。

そして、暑さと湿気からか、バクテリア・黴菌が繁殖しやすく、
少し疲れていたり体力の低下などで免疫力が落ちると、倒れることになります・・・

私も数回程発熱で倒れましたが、原因は全てバクテリアという回答でした・・

雨季は、食べ物に気を付けていても、免疫が落ちると体調が崩れやすくなります。
たくさん食べて、運動し、免疫が落ちないようにすることをオススメします♪

もし、万一体調不良を感じたら、すぐに病院に行った方がいいです。

ジャカルタで日本人が行く日本語OKの病院 の記事はこちら

 

また、雨季にはネズミや虫の死体が増えるからか、風邪も流行ります
朝の通勤時間など、大通りから一本、道を入ると、簡単にネズミの死体を見つけることができます・・涙

ネズミが死んでいると、見た目のみでなく、異臭も凄まじくすぐにわかります。。

因みにアパートやオフィスの天井裏でネズミが死んでいることもあり、死んだ箇所は灰色くネズミの形の跡がついています・・・

もしこうした跡を見つけたリ、異臭を感じたら、
衛生的にも精神的にも、セキュリティなどを通し清掃を頼みましょう。

 

プロウスリブなど船での旅行はお勧めしません

インドネシアにはジャカルタ近郊のビーチリゾート プロウスリブなど、
美しいサンゴ礁のビーチがたくさんあります。

プロウスリブはジャカルタから最も近いビーチリゾートで、
インドネシア語で『千の島』という意味です
その名の通りとはいかないですが、、
実際には数百の島があり、その中で10島程度が有人の島だそうです。

そして、そのいくつかの島のいくつかが、1島1リゾートのビーチリゾートとなっています。
一番近い島だとスピードボートで30分程度、遠い島で2時間半程度です

インドネシア ジャカルタの観光名所・スポットまとめ の記事はこちら

素敵なサンゴ礁がたくさんあるのは、すごく素晴らしいことなのですが、
そういったビーチリゾートには、スピードボートなどの船で行くことが多く、
雨季の海は荒れるので、ボートが海上で動かなくなった・激しく揺れたなど、
怖い体験談を聞いたり、稀ですが事故なども起きているみたいです。

ローカルのスピードボートは、突然の欠航などもありそれはそれで問題なのですが、
それよりも、人数分のライフジャケットが用意されていなかったり、万一の事態が怖いです。

こういった船を使った移動やビーチなど海での活動は、
雨季を避け、乾季に突入してから楽しまれることをおすすめします♪

 

万一の為に

緊急時はやはり日本国大使館への連絡が一番でしょう。

日本国大使館 の連絡先

Tel: +62-21-31924308 (代)

http://www.id.emb-japan.go.jp/about_jp.html

 

治安に関する注意事項も本ブログで記事にさせて頂いております。

よろしければご覧頂けますと幸いです♪

インドネシア ジャカルタの治安が心配な人へ!注意すべき8つのこと の記事はこちら

 


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