インドネシア ジャカルタで注意すべき病気

インドネシアの首都ジャカルタは赤道直下の大都市です。
近年急速に発展しているとはいえ、日本では感染しずらいデング熱や腸チフスなどの病気にかかるリスクがあります。
特に子供がいる場合は、発熱や下痢なども大人以上に起こりやすいようです。
ここでは注意すべき病気や予防接種など対策方法をご紹介させて頂きます♪

因みにジャカルタにも日本語の通じる病院がいくつかあります。
24時間やっている病院もあり、ジャカルタに滞在する日本人の強い味方です☆
特にお子様連れやご家族帯同の方には日本語が通じ、夜間でも駆け付けられる病院があるのは重宝されるようです

本ブログでもジャカルタの病院について、記事を作成しておりますのでよろしければご閲覧下さい♪

ジャカルタで日本人が行く日本語OKの病院 の記事はこちら

 

インドネシア ジャカルタで注意すべき病気

デング熱

デング熱はデングウイルスによる感染症で、
東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国で多く、主にネッタイシマカという主に日中活動する蚊によって感染します。
(人から人へは直接感染しません)
感染すると発症後1週間程度39度や40度などの高熱になり、発熱・頭痛・筋肉痛・関節痛といった症状がでます。
予防接種も対応する薬もなく、発症した場合はすぐに病院に行き、栄養と水分をたくさんとった方が良いです。

このように、対応の難しいデング熱は、普段からの対策が重要です。
蚊に刺されないように、蚊の多そうなところに行かない。外出の際は虫除けスプレーを使う。などです。

他にも、居住スペースに蚊を発生させないように、
植木鉢の受け皿や空き缶やタイヤ、バケツ、排水路などに溜水を作らないことを普段から意識したほうが良いです。

下痢・食中毒・謎の発熱(バクテリア?)

インドネシアでは、食事に気をつけていても、酷い下痢や食中毒、謎の発熱になることがあります。
しかも、病院に行って検査をしても、恐らくバイ菌・バクテリアとしか分からないことが多いです。

これは、日本食レストランや自炊だけだったとしても、なるときはなってしまいます・・・

特に赴任当社など、日本と異なる慣れない環境で体力を奪われ、
免疫が低下することで起こりやすくなるそうです。

軽い症状でも、大した事ないと考えず、早い段階で病院に行き治療を受けましょう。
そして、しっかりとした食事と水分補給と睡眠を取れば、早いと1日~2日で回復します。

私も下痢や謎の発熱にはたまになりますが、体力が落ち過ぎないようにすることと、
症状があった際には、軽くてもなるべく早く病院に行くことを心掛けています

A型肝炎 B型肝炎

・A型肝炎
A型肝炎とは、A型肝炎ウイルスによる一過性の肝炎症です。
世界中で起こりえますが、上下水道の整備されていない、衛生状態の悪い地域で発生しやすいそうです・・
そう言う意味では、インドネシアは随分発展してきていますが、
まだまだ衛生状態が良いとは言えず、対策が必要です。

感染方法は人を伝って感染し、水や氷、野菜や果物、魚介類、糞尿(トイレ)などが感染源になります。
感染すると発熱し、食欲不振・嘔吐・腹痛などの症状が出ますが、
初期状態は風邪に似ており、高齢者ほど症状が重いらしいです。

・B型肝炎
B型肝炎とは、B型肝炎ウイルスが血液・体液を介して感染しておきる肝臓の病気です。
一過性で終わることと、感染が継続するものとあり、感染した時期や健康状態によりどうなるかが異なるそうです。
(乳児期などに感染すると持続感染になりやすいそうです)
感染すると微熱程度の発熱や食欲不振が起こるそうです

A型肝炎・B型肝炎は予防接種を打つことで事前に対策できます。
インドネシアに赴任される方は、事前の予防接種をおすすめします♪

腸チフス

腸チフスに感染すると、腹痛、発熱、関節痛、頭痛、食欲不振、鼻血などの症状がでます。
3・4日経つと症状が重くなり、40度前後の高熱を出し、下痢、血便または便秘を起こすそうです。
感染経路は糞便で感染した水や食物を接種することで感染するそうです。

早期治療できれば腸チフスの症状は軽く、2週間程で完治するそうですが、
処理をしない場合は、5人に一人の割合でなくなるとも言われています。
一年間に世界で推定20万人の死亡例があるらしく、日本でも終戦後は代表的な感染症の一つだったそうです。

腸チフスに関しても、事前の予防接種で対策が可能ですので、
インドネシアへ赴任する際には予防接種を行いましょう♪

狂犬病・破傷風

狂犬病とは、狂犬病ウイルスを持った動物に噛まれたり、引っかかれたリして
できた傷口からウイルスが侵入し発症する、人獣共通感染症です。

『犬』とついていますが、犬だけではなく、猫やコウモリなど他の動物からも感染します。

ジャカルタだけでなくインドネシア全体で言えることですが、動物が放飼いになっている傾向があります。
田舎に行くと、牛や山羊が放牧されていますし、
ジャカルタ市内でも、幹線道路から一本道を入ると犬が放し飼い(もしくは野良犬)になっています。。

そうした場所には行かないことが一番ですが、(そもそも狂犬病に感染している動物と出会うことが稀)
もし噛まれてすぐに処置せず、発病してしまうと治療方法がなく、ほぼ100%死んでしまう恐ろしい病気です。

狂犬病ワクチンの予防接種を対策として受けることもできますが、
噛まれたりした場合は、必ず病院で治療してもらった方が良いです。

 

おまけ~ドリアンとお酒の食べ合わせには注意?!~

南国の国インドネシアはフルーツがとても美味しいです♪
日本ではなかなか食する機会のない『フルーツの王様ドリアン』を食する機会も増えます。
ショッピングモールのスーパーなどでもよく見かけます

別名『悪魔のフルーツ』とも呼ばれる、このドリアン、
聞いたことがある人もいるかもしれませんが、アルコールと混ざることで体内で発酵するそうです・・・

アルコールと食べ合わせてしまったことにより、
脱水症状を起こしてしまったという話もお聞きしたことがあります

しかし、科学的には証明されていないようで、
脱水症状がおこったことに対しても、単純に食あたりしたという可能性も・・・
もしドリアンを食べる機会があれば、チラッと思い出して頂けますと幸いです笑


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